

ジャズ喫茶「ちぐさ」は横浜市野毛町に1933(昭和8)年、当時20歳だった吉田衛氏によって開店された。当時6000枚のレコードを保有したが横浜大空襲で焼失。戦後、レコードを収集再開して、若き日の日野皓正、秋吉敏子、渡辺貞夫、クレージーキャッツらも通う店だったが1994(平成6)年にオーナーが他界した後も親族が営業を継続したが地域再開発計画により2007(平成19)年に惜しまれながら閉店となった。しかし、2012(平成24)年、旧店舗と同じ野毛地区の別の場所で店の常連客達で結成された「ちぐさ会」が再開店し運営にあたっている。店内では旧店舗で使用していた二台の大型スピーカーとレコードをかけるターンテーブル、レコード、食器、家具類をそのまま使っている。二階には旧店舗内部を復元した小部屋や故人の遺業を伝える資料の展示、オーナーと関わりあった有名ミュージシャンや顧客などの交流写真パネルが展示してあり吉田衛記念館となっている。土・日曜日はジャズライブ演奏も開催されている。日本のジャズ喫茶の草分けである。
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- 2015/01/29(木) 21:38:18|
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明けまして おめでとうございます
いつも「紀ブンな写真館」をご覧頂きまして、ありがとうございます。ブログも今年で10年目に入りますが本年もよろしくお願い致します。
- 2015/01/01(木) 17:56:48|
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