




四年前、初めて青梅を訪れて、街興しで街中に飾ってある多くの映画看板を観たとき、心の中に何故か郷愁のようなものが込み上げてくるのを感じたものでした。このような映画看板を描く人とは、どのような人物であるのか興味があり、調べて行くうちに、映画最盛期の映画看板絵師で久保板観という人物である事を知りました。映画産業が斜陽になり職を失うと「久保看板店」を起業したようです。今年、平成22年の「青梅アートフェスティバル」の勝沼3丁目の夕日ステージ(ステージの背景画は板観作)にアコーディオン演奏者として初めて登場したのを機に初めてお目に掛かりました。私の隣の席で観ていた、板観さんと同じ世代のこの街のおばちゃんが私に「板観という名前は看板屋からつけられたんだょ」と教えてくれました。なるほど、久保看板店たら久保板観と名付けられたのか。おばちゃんも大声で板観さんに話しかけている所をみると、板観さんは少しシャイだが、気さくな人でこの街の誰にでも愛されている人物のようにみえた。板観さんは以前、時代の流れで看板店の仕事も減った時期にアコーディオンのプロになろうと修行を積んだようで、アコーディオンの演奏もなかなか上手である。最近は、体の調子を崩されることもあるとのことだが、古き良き時代の香りを醸し出す映画看板をまだまだ描き続けて欲しいものだ。一人のファンとして・・・
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- 2010/11/30(火) 00:06:34|
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真っ直ぐに進もうとやって来た先に現われた矢印のマーク。人生は思い通りにはいかないものだ。
まあ、いいか?
- 2010/11/29(月) 21:32:20|
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街路樹が色づく長い夜には、アルトサックスの音色が深く心に響くジャズでも聴きながら、ハービー山口のモノクロ写真集でもながめて、ウイスキー(焼酎)のグラスをゆっくり口に運ぶのも至福の時だ。
ちなみに、この写真はイラストレーターで、笑いと音楽をコラボしているミュージシャンのパント末吉氏の素敵な路上ライブです。
- 2010/11/16(火) 01:34:20|
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通勤通学で賑わう駅へ至る舗道の中程にメ・デ・タくも松の木が一本ありました。駅前再開発の足音が近づく中、この松の木の物語が・・・・・
- 2010/11/16(火) 00:58:19|
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